2025/05/17

未来のことは未来にならなきゃ明確にはならない

どうしよう

10年以上も手に付けていなかった。

というのも、転勤やら、そのたびに引越しとかがあって、創作環境をしっかり整備できていなかったのと、そもそも時間を他に取られたことで、(あ、それを人は「忙しかった」で片づけようとするのか)じっくり腰を据えてやっていられなかったから。

実際、創作環境の主軸であった自作PCが動かなくなるばかりか、ずっと故障探求中です。

ゲームはPristonTaleもモバイル版さへサービス終了となり、逆にそれが節目となって、創作環境を再整備することにしました。

現在正常稼働中(正常というのはWindows11がインストールされて最低手動でも定期更新が可能である状況)が2台。うち1台はノートでVOCALOID用、DTMはもう1台のデスクトップ機と、これらはスペックの詳細を恥ずかしくて記事にできないくらい、かろうじて、ぎりぎり「正常」(みたい)な状態です。

さて、ここでお気づきになったかしれませんが、未稼働含めて、たいそうな台数を保持しております。が、ずっと旧世代のものと、タブレットとスマホを含めると、今数えてみましたが8台あります。いや、まったく動かずに手が付けられないものを含めると11台・・・

昨年後半に家の中を整理する過程で、使えるPCは使えるようにしておきたかったからこうなったのです。全く動かずに手が付けられない2台と1個の(液晶が割れた)スマホについては、中身のソフトやデータだけサルベージに成功していますので、現在故障探求中の自作機がダメになった場合には、思い切って動かないものを処分し、現在稼働しているものも含めて機材更新しようかなと。

で、タイトルですがね、どうなるかはわからないのです。PC以外にも、冷蔵庫の調子が悪かったり、虫歯の治療もせにゃならないので、明確にはならないのです、ほんとうに。

このブログも、ピアプロに投稿したデータを整理するのがきっかけで再開したものですから、環境の整備が影響を及ぼしているのは否めない。しかも、今後続けるのか続くのかも明確にはならない。

いやいや、どうせ未来のことなんだから、そもそもそうする必要なんてないのに、いらぬことを考えて一喜一憂するなんて、なんかキモい。世間の大半は変態なんですかね、自分も含めて。

記事の書き様も方針変更しないといけません、X(旧Twitter)等とも連動させることを考えて・・・

(たぶん続く)

2012/08/30

音楽の楽しみ方オンザウエブ



Songle外部埋め込みプレーヤーのテスト。




うまく働いてくれているかな?

2012/08/20

行き先のない旅のこと

動画メイキングです。
今回の動画は、有名なフォークソングのカバー曲をこさえて、既存の写真をスライド風に流してできあがりです。言葉の大切さを減衰させないために歌詞は乗せませんでした。

<オーディオの章>
まずオーディオですが、ギャラ子さんが届いたので、最初に何を歌ってもらおうか、いろいろ模索していましたが、悩んでいても時間がたつばかりで勿体ないので、既存の大好きな歌を歌ってもらいました。
最後のフレーズなどを入れたりすると、「あ、これにしようか・・・」ってな感じで決定。

もともとコード付きの楽譜があったので、飛びついたというのが正確かもしれないですね。

投稿者コメントにも書きましたが、優しい曲なので、VOCALOID3Editor で、譜入れしつつ歌詞を流し込んで、コーラス部に取り掛かろうとする(仮歌としての)ころから、FL Studioで範奏を作り始めました。

コードをノートに入力するわけですが、スリーフィンガー(もしくはツーフィンガーや、ピックだけで奏でることもあったかな)は、中学のころさんざん耳にしたり自分で弾いていたこともあってか、コード音さえわかれば、苦労しませんでした。

ところで、うちにはギターがありません。あんなかさばるものは学生の頃の遠い思い出だけで、今は消えてしまっています。ただ、結果的には、自分の心身にしっかりと残っていたんですね。

音を決めるのに、リットーミュージックの「ギターコード指板図くん」(しばんずくん)を利用しました。
ギターのインスツルメントは、フリー音源で2箇所からとりよせて、弦をスチールにしました。リードパートはそのうちの一方の、プリセットがデフォルトでしたか。

いやあ、便利になりました。
なにせ、コードをたとえば「F」を選択すれば、フレーム飛びの数種類の抑え方をはじき出して表示し、なおかつ音も出せるという優れもの。実際ギターなしでも、ある程度のところまで力技で学習できたり、曲作りができるんではないでしょうかね。

譜入れはコードごとに1パターンづつ入れます。音を出しては耳コピーで、一通り終えると、一曲分並べていきます。通しでできたら、仮歌と合わせせながら、特定のコードについて、パターンのクローンを作ってノートをチョコチョコずらしたり加減して、バリエーションを広げていきます。

そんなこんなして、コーラスの入力や歌唱譜の微調整を行って、一通り完成。
歌唱を含めても数パートしかないので、へたにエフェクトを重ねることもなく、オーディオが出来上がりました。

<動画の章>
いつものごとくですが、Windows Movie Maker2.6を使用、不具合なしです。エンコードには前回と同じ、ニコエンコを使用させていただきました。ただ、前回と違うところは、WMMへつっこんだWaveファイルのビットレートを128kbpsにしたことくらいですか。

2012/05/10

Nsen01チャンネルリクエスト記録


動画再生数の記録(何かの参考になるかもしれないから)等々

=Nsen01= 【VY1V3と初音ミク】 宇宙ゴマ救世願望【オリジナル】

リク前:95

1回目:874 5/8 深夜零時前後

2回目:1166 5/9 11時頃(職場から携帯で確認)

3回目:1429 5/10 朝4時半頃、ちなみにNsenは3時半頃から4時まで休止状態となりますが、3回目のリクエストが当選したのは休憩時間に入る前でした。帰宅して6時間近くしてからでしたか。

使用したブラウザは Pale Moon (火狐系、小粒でちょっぴり辛いおちびさん)

これくらいかな。

1回目と3回目に、丁度動画が流れるのに会えまして、コメントしておりました。

2回目は残念ながらPCを自宅内放置でした。朝出たのが7時過ぎですから、実際に待つことになったのは約5時間と言うことになります。1回目は推して知るべし。

コメント欄に時折流れていたこととしては、放置は意味がないと言うコメントもありますが、目的が人それぞれなので、その点は意見が分かれるところでしょうかね。

こちらの意見としては・・・

そうですね、音楽を聞いてもらえる機会が増えた点は賞賛に値するけれども、自分がリクエストした曲が流れたところに居合わせないと、確かにNsenにおけるリクエストとしての正確さは減衰することになるでしょう。かと言って、そのような整理が必要とも思いません。

コメントこうあるべし、なんてルールは、本当はないんです。ないから面白い。

規約にうたわれている注意事項やマナーとは、もちょっとベクトルの違う領域ですかね。なので、この手のややライトグリーンな問題は、もっと時間をかけて熟成させる必用があると思います。

実際、この動画に最初にいただいたコメントは、時期が時期だけに、「新しいプレーヤーどうよ」とかだったんですが、ユーザーがコメントした時点でコメントとして成立していますから。ちゃんと。

宇宙ゴマのリクエストは、動画の完成が丁度ゴールデンウィークの真っ最中で、しかもニコニコ動画がリニューアルした時期でもありまして、更に更に、コンテストなどもありまして、そんなこんなで、現在に到ると。



一定の成果を得たとして、今後はしばらく他主の曲紹介動画をリクエストすることにしましょう。

放送中に紹介した Nsen ch01 Vocaloid で紹介された動画をお知らせするTwitterのBot ですが、現在は試験運用中とのことです。リクエストするだいたいほとんどのユーザーが、自分の曲、他の曲や、リクエストの傾向まで、すんごく「気になる」とのことでした。

(食いつきすごかった、けど、Twitterって四六時中使っているような人はそのときはあんまりいなかったみたいでちょっとがっかり。)

それと、あとこれは希望ですが、志ある方だけで結構です。システムリニューアルや、何か新しいことを始めたときには、必ずと言っていいほど、諸所に出てくる問題を、よってたかってああだこうだ言って、良くしていくものでしょう。川に流れて中流くらいで丸くなる川原の石みたいに、ね。木に、川に、空になりましょうよ

ですから、このブログも、(勢いにまかせっきりでしたが)そんな感じでやってます(更新ペースはとろとろですが)こんなことは、協力だのなんだのってことじゃないです。ベクトルです。理系ですんまそん。

では、またねー。

2012/05/07

ゴマメイキング(4. 動画編)

今回の作品を動画にするには以下のものを使用しました。それぞれのソフトウェアを作成されたプログラムエンジニアの身様方には多大なる感謝と、拍手を!
  • ZGameEditor Visualizer: FL Studio10に添付されているビジュアルエフェクトプラグイン。WMV形式の高品質ビデオデータを吐き出してくれる。
  • Windows Movie Maker2.6: WMV形式のビデオデータを編集し、WAVE音声データと合成して、エンコード前の音声入りビデオデータを吐き出す。(使い慣れてしまっているのでいまだ現役)
  • ニコエンコ: ニコニコ動画にアップロードする動画ファイルを作成する。

まず、ZGameEditor Visualizer ですが、機能についてはすでにニコニコ動画の「試してみた」などで紹介されています。ただ、このエフェクトプラグインは、というより、FL Studioのベクトル自体これを含めて、ライブ演奏に適合するものを提供するような思想で開発されているようで、はっきり言って優秀すぎます。

こちらがニコニコ動画にアップロードする動画は、自作曲のデモ(紹介)のために製作していることが100%近いので、音質重視となります。これまで幾つか似たようなことをしてアップロードした動画も、だいたい映像より音質が良いものを、なるべくこちらで収録したものと変わらないものを求めながら製作していました。

ただ、ここに到るまで、普段していることと一味違うことをしました。それは、エンコード入力するデータを作成するまでのオーディオデータの形式をWAVE形式に徹したことです。これは、最終的なエンコードの過程で音質が変化するリスクを最小限度に留めてお届けしたかったからです。


現在の動画に乗っけたオーディオは図1のとおり。ビットレート設定を、WAVE伴奏トラック出力時から192に固定。ニコニコ動画へ最終的にアップロードしたデータは、ダウンロード可能にしてありますから、ぜひチェックしてみてください。

【図1】(すみません。キャプチャーし忘れました。)

ニコエンコにインプットする直前のビデオは図2のとおり、確か高品質でフレーム数24BPS(この辺はこだわりがある。だいたいほとんどのシネマのフレームレートが一秒間に24枚のコマ送りだから。)プロファイルデータをあらかじめ仕込んでおいて、サイズは原宿までの推薦サイズに指定。
【図2】(ごめんなさい。撮るの忘れました。)


そして、アップロードしたファイルは図3のとおり
【図3】(同上)

一方、検証のためダウンロードしたオーディオファイルは図4のとおりとなります。
【図4】(同上)


えーと、そのうちに、またリサイズ版とか別に動画作りますので、
そのときにこの辺はちゃんとやります。

これで今回の動画メイキングはいったんおしまい。では、また!

2012/05/06

ゴマメイキング(3..VOCALOID編)

VOCALOID編です。

<お品書き、みたいな>
前にも似たようなことを言ったかもしれませんが、これは、歌をどうやって作ればいいかと言うノウハウではありません。作って行くのは自分自身です。

最初は、いろいろなところから情報を集めるのも必要だし、マニュアルを熟読したり、デモデータが手に入るなら、読み込んで試してみるのもいいのかもしれません。
ですが、今後もVocaloid Editorを使用するしかないのですよね、

VOCALOIDに歌わせるためには。
ならば、ソフトウェアを手に入れ、即刻インストール、アクチベーションし、直ぐに使いましょう。

こちらは、使い始めたのがVOCALOID2 HATSUNE MIKUからなのですが、今回音声ライブラリにVY1V3を追加し、その際同時に、編集ソフトVOCALOID™3 Editorも一緒に購入しました。

VOCALID3はVOCALID2の音声ライブラリを、アクチベーション済みのものに限りインポート出来ることを知り、導入に踏み切ったのです。ダウンロード販売は、運送時間がかかりませんので、待ち時間を勿体無いと思う方には超おすすめです。

エディターの特徴については前回の記事でだいたい触れたので割愛(でもやはり、ミキサーのピークホールドがめっちゃ便利だったんですよう。ってちょっとしつこいか)


<歌の収録>
この歌は、はじめ、HATSUNE MIKUのみで歌唱データを作成し、ボーカルトラック1本をWAVEファイルに出力したものをFL Studioに読み込んで音楽編集していました。

ところが今回はVocaloid3 Editorによるレコーディングとして、オケをVocaloid3 Editorにロードして、歌唱のレコーディングをしました。これはもう、ほとんど実際のレコーディングでボーカルトラックを収録することと同一です。

ここで両者を比較すると、これまでのレコーディングに費やした時間と工程が、部分的にドバッと省略されたことに気がつきます。

VOCALOIDの歌唱トラックも、伴奏などのWAVEデータを読み込むオーディオトラックも追加することが出来る上、デフォルトでリバーブとコンプレッサーを備えて、各トラックとマスタートラックで、それぞれ個別に使用することが出来ます。

これまで使用していた台所が、一夜にして中華飯店の厨房にはやがわり!!どうですか奥さん!!(もういいって)

使い慣れたら、例えば「4チャンネル+ボーカル」⇒「2チャンネル+ボーカル」とトラックを束ねて行って・・・と言うことも出来るかもしれませんね。しかしそれでも、最終的なマスタリングまでこれ一本でこなすことは難しいと思います。

細かな「音のお化粧」には、他に優秀な音楽製作ソフトウェアがありますから、(いちいちそれらを紹介することはしませんが)それらを活用するといいでしょう。

メモ:
YAMAHAらしい音に戻ったモニター音、操作性の向上、VOKALOID2から一部を除いてほとんど変わらない操作性、むしろ向上したユーザーインターフェース、そしてなによりミキサーのピークホルダー(・・・って、やっぱしつこいかな)


さて、今回の記録はあと残すところ動画編のみとなりました、お楽しみに。

2012/05/05

ゴマメイキング(2.FL Studio編)

伴奏作りと、マスタリングにはFL Studioを使用します。
現在のエディションはProducer Edition v10.0.9(XXL Bundle)(Signature Bundle)です。

PCによる曲作りをやり始めた頃に導入したのがACID Music Studio7.0で、FL Studioは、そのパッケージにバンドルされていました。当時のバージョンはFruity Edition v8.0で、Helpマニュアルは日本語でした。半分以上DEMOバージョンだったので、以降はオンラインサインアップして正規にProducerへアップグレード、永続的なバージョンアップ権も購入して、数年たって現在のバージョンに到ります。

詳しくはウィキなどを見るといいでしょう。また、試しにトライアル版をダウンロードして使ってみるのもいいでしょう。クリスマスシーズン中は半額(米ドル)になるんですって、まあ・・・

<全般的な工程>

  1. テンポを決定します
  2. 各パートへミキサートラックを割り当てます
  3. 各パートの演奏パターンを編集していきます
  4. 各パートごとに音色のカスタマイズをします
  5. 歌唱パートトラックを加えます
  6. 各トラックにエフェクトをかけます
  7. 各トラックをミックスしたあと伴奏を出力します
  8. Vocaloid Editorで歌手パートを伴奏に合わせます
  9. マスタリング

    ね、簡単っでしょ。
これより細かく説明すると、もう少し行ったり来たりする過程で、やることがあるんですが、今回はわかりやすくするために上記の箇条書きの順に説明して行きます。

<各工程の解説>
  1. テンポを決定します
    歌手データを製作するときに合わせるためです。
    あとから変えようとすると、ちょっと面倒くさいことになりそうなので、(時にVocaloid Editorによる歌手パートの編集と平行したりて楽曲を作成していく場合には、)少しでも楽をしたいと思うならそのようにすべきです。(今回はBPM=144)
     
  2. 各パートへミキサートラックを割り当てます
    初めから合奏なんて無理です。実際のレコーディングだって各パートごとにマイクがあり、時にはそれぞれの演奏者がスケジュールに合わせて収録することもあるんですから、(SMAPの歌唱だって、ばらばらに収録してあとで合わせてるでしょ)・・・ではなくて、

    各パートごとに演出や、それぞれにエフェクトをかけたり、チェックすることが必要なのでそうするのです。FPS(ドラムシミュレータ)の場合は、キック、スネア、シンバル等にあらかじめ分けておきます。それぞれの響きが違いますからね。
     
  3. 各パートの演奏パターンを編集していきます
    FPS(ドラム)でビートを刻みます。FL Slayerでコードを弾いていきます。FL Keyでバックコードを弾いていきます。ノート(音符)を入力しながら、そしてそれを再生(演奏)させながら。
    この辺は接続できるMIDIコントローラーや楽器があれば便利です。

    また、楽器にその機能が付加されていなくても、マイクとオーディオインターフェースさへあれば、楽器の演奏などを録音して行けばいいでしょう。ってか、そちらのほうが断然強いし、ずっと楽なはずです。ハウスと言う音楽ジャンルがあるそうですが、音声のサンプリングだけで必要な音源が揃う場合もあるのです。

    今回はコンセプトとしてこの3つのシミュレータ音源を軸に伴奏を作りますが、これだけでは足りないので、あとで、いくつかの音源を追加しています。と言っても生音ではなく、ソフトシンセサイザーによる音ですが。
     
  4. 各パートごとに音色のカスタマイズをします
    トラックオーディオのチェック。そのままで済むようなベリーマッチな音源ですと、バッチグーなんですが、世の中そんなに甘くないです。人生は短いです。なので、パートはある程度の数が必用ですが、必要以上にわんさかさとあると、不幸です。

    ここでは音色を変えていきます。各パートの音源設定を少しずつ変化させたり、アルペジオにしたり、演奏パターンの編集とやや平行して、肉付けするように、肉にお酢で味付けするようにして、しだいにかたちにして行きます。

    また、この時点に来ると、結構体力を消耗しているはずですから、栄養を取りましょう。中華料理など、いいですよ、食材さへ揃えばものの5分で作れちゃう。食べるのもそんな作曲作業にかける時間に比べれば一瞬です。ただ、作り方は似ていると言えなくはないのですがね。
     
  5. 歌唱パートトラックを加えます
    VOCALODだと思ったでしょう。残念、FL Keyでしたー!って、べ、べつに他の音源でもいいんだから。メロディーパートなんだからね。ここでもパターンの演奏とほぼ一緒のことをします。

    ただこれだけは録音ではなくノートのみ。ここはある程度出来上がったらMIDIフォーマットデータに出力して、Vocaloid Editorにインポートさせるのです。(その方が楽だと思います)
     
  6. 各トラックにエフェクトをかけます
    実はこの段階で歌唱が半分くらい出来ていて、(な、なんだってー!)仮りの音合わせを試みます。でないと、どんなエフェクトがどの程度までかけたらいいのか見当がつかないでしょ。ピザのトッピングじゃないんですから。いや、食事に例えるとかえってわかりにくいかな、ほどほどにしましょう。

    要するに、曲が完成するまでの工程のちょうど中間点に来ていることに、気づいてほしかったのです。あとは緩やかな下り坂のみとなります。

    エフェクトをかける場合は基本的に音色と音圧やボリューム(シークとか言う)をいじる類のものと、音の響きや反射、重複などの空間系と言われるものに分類することが出来ます。前者を先に、後者はずっとあとでいいでしょう。

    シークとは、シークバーのことです。かっこいい名前でしょ。ミキサートラックの縦に延びてる線の上になんか長方形があるでしょ。それがシークバーです。ちなみに丸いのは乳首じゃありません。なに馬鹿なこと言ってるんですか、それはノブですよノブ、誰ですかまた野武士だなんて、ケンシロウ呼んで来ましょうか。

    シークバーがなぜこの形かご存知ですか?これにはちゃんと役割があるんですよ。上辺と下辺が細かい調整のためのメモリの役目を果たします。ラジオなどのボリュームがこのシークバーだったら、それに触れてみてください。やさしく、ね。その意味をよく理解できると思います。
     
  7. 各トラックをミックスしたあと伴奏を出力します
    先に、仮に合わせた歌唱データはこの時点ですべて作っても、途中でもかまいません。

    これまでの工程で作り込んだ伴奏データをミックスダウンします。WAVEファイル形式に出力してください。ミキサートラックごとに分けて出力することも出来ます。今回は手間を省くために、動画に仕込む音声ビットレートと同じ数値を指定して、マスタートラック一本とします。
     
  8. Vocaloid Editorで歌手パートを伴奏に合わせます
    現在のバージョンは3です。このバージョンはとても秀逸で、歌手のトラックは勿論のこと、オーディオトラックまで割り当てることができて、おまけにエフェクトもかけることができるし、しかもしかも!ピークメーターをホールドできる!!これだけでオケに歌唱を合わせながら楽曲のミキシングが出来るんですよ、オケと音声ライブラリさへあれば!どうです奥さんとってもお徳でしょう。(ガヤと拍手)
     
  9. マスタリング
    Vocaloid Editorから歌唱パートとオケがミックスされたWAVEデータを適当なパートに読み込んで、ミキサートラックを割り当てます。

    このWAVEファイルはミキシングされた1本でもいいし、2本でも3本でもいいですが、もしそのような「音を重ねる」いじり方をするのでしたら、マスタートラック以外の各パートごとのWAVEファイルも出力できますから、思うがままに出力したものを読み込んでいいです。

    手間を省きたいなら、今回の場合は、もはや意味がありませんから割愛。 楽をしたいならそれなりに、あらかじめ材料は揃えて、ある程度みんな仕込んでおくのがいいんですよ。

    で、ミキサーに割り当てたら、そこにグラフィックイコライザー、コンプレッサー、グラフィックイコライザー、ステレオエンハンサーまたはステレオシェイパー、グラフィックイコライザー、コンプレッサーの順にエフェクトを開いている特定のモニター用のトラックの、エフェクトを置くところに上から順に下へ並べます。並べ替えしたいときはあとから出来ますから、とりあえずそれらで、普段聞いているようなミュージックトラックを作ります。

    本来これらは2(ツー)ミックスと言って、マスタリング工程のファイナルカウントダウンにあたります。が、うちの場合、めんどうくさいので1回の工程で皿洗いをし、更にお化粧までババッと済ますと言う、とんでもなく特殊なことをしています。

    けれど、これらの参考としたのは、あらかじめデフォルトで用意されていた、プリセット(各エフェクトの代用的な設定例)だったり、メニューから読み込むことの出来るフォーム(とても一般的でシンプルかつ代表的な作業別エフェクト群)だったりしますから、あんまし特殊とはいえないのかも。

    あと、たとえば、EZ MIXのように複数のエフェクトを組み合わせて、あらかじめ用意されたプリセットを選ぶだけでバッチグーなサウンドに仕上げれると言う、市販ソフトを使うのも、賢い選択だと思います。(それでも、それだけでは物足りないから、やっぱり内臓のエフェクトを主に使うことが多いですが、マスタリングには重宝します。

    一番下のコンプレッサーにはComplete Mastaringと言うプリセットを選んでそれから微調整するとうまくいく場合が多かったですね。


さあ、あと残りは
3.VOCALOID編と、4.動画編ですか、いったいどうなるんでしょうね、お楽しみに!

2012/05/04

ゴマメイキング(1.作詞作曲編)


最初に言っておきますが、私はアマチュアであり、これはあくまで趣味でやっているので、はっきりいって邪道です。しかしながら、本来音楽は、これが正解なんだという考え方は、私はあまり好きではありません。今回の曲調では、どう考えたって、理論は後付けです。だって、石橋をたたいて渡るなんて、ぜんぜんワイルドじゃないじゃないですか。

橋が壊れて、それでも、どうしても向こう岸へ渡りたいなら、
濡れたっていいじゃないですか。

ですから、これはあくまで「こんな人の」記録として読んでいただいて、もし部分的に参考に出来るところがあれば、ぜひそれを発掘して、持ち帰っていただければ、これ以上の喜びはありません。

<作り始めは詩から>
歌のコンセプトは「これまでのいろんな出来事がぐるぐる頭の中を回って、そのうち溢れ出して、しまいには地球の周りをぐるぐる回って、いつまでも回っていて、地球がコマのように回って、すると、コマが壊れてしまわないかな。」と言った感じの詩からはじめました。

・・・つまり、大まかな構想は早い時期からあったので、その詩を修正しながら曲を作りました。

<歌のメロディー作りと歌詞の修正>
まず、一般的に繰り返しの言葉は、曲中あまり盛り込むのは適切とは言えないのですが、歌の冒頭だったらどんな風になるだろうかと、ためしに入れてみたら、偶然リズムと「舌」をあわせることが出来て、よしとしました。

けれど、詩を改造しながら曲作りをしていくのは、めったにすることではありません。言葉を置き換えたり足したり削ったりする作業は、作曲の途中ではありうることですが、それを繰り返すと、伝えたいことがぶれてしまいがちで、何度となく後戻りをしてしまいます。楽曲の趣旨が固まっていたのなら、あまり上手なやり方とは言えないと思います。

<曲を練る>
FL Studioに内蔵されているFL key,FL Slayer、それと、ドラムシミュレータのFPSを軸に、リズムとフレーズを積み上げていきます。実は、これが今回の裏のコンセプトと言うべきものでした。

FL StudioのギターアンプシミュレータであるFL Slayerは、使い始めたときはなかなか思った音色が出せずにいて、使えねえ~なんてことがよくあると言う話を聞いたことがあり、そんな評判の悪さに内心反発していて、
「はたしてそうだろうか、確かに最初はとっつきにくいかもしれないが、試行錯誤すればきっと理想に近い音色が出せるはず、シミュレータなんだから。」
・・・と、あえて他の音源を選ばないことに決めていたのでした。(最終的には、そのおかげで、ロックらしいけどロックじゃないかもしれない面白いものが出来たわけです。結果オーライですか)

フレーズの塊が出来ると、歌の1番、つまりだいたい半分までのところで、歌を合わせていきます。これは、曲の途中で変調していく必要の有無を確認するためです。 と同時に、今回はその楽器の音をあれやこれやして、曲に合うような音、どうにか聞くに堪えうる音を模索していきました。

伴奏編曲の過程で、ピアノシミュレータであるFL Keyがアルペジオなしのコード単音符長になったのも、どうにかしてFL Slayerの栄えのある演奏を作りたいがために、引き立て役に留めたせいです。そのかわり、イントロや間奏など、盛り上げるときにはチョコっと綾をつけたつもり。

<隠し技>
歌を最初にあわせる時、苦労したのが、歌手の「が」の発音が、どうしても子音が強くなり「がはー」と、母音を引き摺る息を吐く音がノイズのように聞こえてしまいます。これを解決するため、ハンドクラップを使いました。すると、暗い曲調の途中に緊張感を与えて、流れが平坦になるのを抑えることが出来ました。

<曲の主題への繋ぎ>
この楽曲のメインイベントともいえる、後半部の「ああーっ」と伸ばすところへのつなぎ方は、最初のうちはメロディーが違うものにするつもりでしたが、どうやってもしっくりいかなく、苦し紛れに、前半部と同じコードにした上で、それに合わせるように歌(この場合、Vocaloid Editorのノート)をまとめてドラッグアンドドロップして上げたり下げたりすると、なんとか現在のかたちになり、うまくつなげることができました。

<仕上げ>
ここまでくると、ほぼかたちとしては完成です。何度も聞きなおし、不協和音になっていないか(実際には聞き逃すか、気づいてもあえてそのままにして下手に直さないことがたまにありますが)、聞いていて違和感のあるところはないかチェックします。
と同時に、伴奏で使用した楽器の音色を少し調整しながらまた聞きなおし、これを何度も繰り返して、ようやく次のステップに進みます。


この
  1. 作詞作曲編 のあと
  2. FL Studio編
  3. VOCALOID編
  4. 動画編
へと続く予定。

2012/05/03

「宇宙ゴマ救世願望」から吐き出た思いは何だったんだろう

ロック風の曲を作るのは、たぶんあまり得意じゃありません。
でもそれも慣れればなんてことはないかなと・・・けれど、ロックって何だろうって、普通は考えます。

ぶぶー!不正解です!!ロックは何も考えません。普通じゃないんです、ハートそのものだから。
勿論コードとかビートとか、作曲時に多少は計算するでしょうが、それ以前に、欲求とか欲望、熱情とか愛情、そんなところが自分の中から出て行くことが大切だと思います。

ロックとは「魂」という人がいます。もし魂の全部が体から出て行ったら、抜け殻になってしまうのですが、それを否定はしませんし肯定もしません。

なぜならそれはロックだからです。

最初は言葉がわからんくてもいいんです。
わかっているほうが、よりエンジョイできるかもしれないけれど。

で、タイトルのごとく解説をちょっとしておきます。

基本的にVOGALOIDの歌声ライブラリーを歌手として選択した音楽を製作するものとしては、第一に、それにかける思い入れとか、愛情とかが優先的に入ってきます。

創作する人によって異なるかもしれませんが、私の場合は、彼らのことを(そういう時点ですでにアレですが)ギターやトロンボーンやキーやドラムと言った楽器と同じように、あるいは、もっとずっとそれ以上に愛情を注ぎます。やりすぎると体を壊しますので、あまり作りこみは出来ませんが、没頭してしまいますよね。(気をつけないと)

思い入れることに歯止めが利かなくなるかもしれないリスク(危うさ)は、固体として実態がないだけに、かなり大きい。で、今日、バーチャルアイドルとしてのライブラリーが、覚えるのがちょっとめんどうくさくなるくらいに増えました。(そのうちAKBのメンバー数並みに膨らんじゃうのではないかな)

音源の「色」が増えたんです。製作者は、ライブラリを増やしたり歌声をカスタマイズすることによって、さまざまな音色で歌うことができます。でもそれは、普通の楽器のような、(繰り返しますが)固体として実体がないのです。普通じゃないんです。

(最初に戻る・・・みたいな。)

そんな思いが、ぐるぐる回って、この後どうなるんだろうねって、最悪でもちょうど100年ほど前の世界恐慌みたいなことにはならんだろうから、不安がることはないよと、自分の右肩と左肩で、悪魔と天使が会話している(右は悪魔で)いいのかそんな調子で?

そんな時にありがたくいみじく都合の良い言葉が浮かんできました。
それが「とりあえず」と「誰か」で、用法はと言うと・・・
とりあえず誰かがどうにかしてくれるとありがたいな。
・・・だってさ!いまどきドラえもんののび太君でさへ、言いそうにないよねそれって。

で、ふと、だれも言いそうにないようなことがそのように浮かんで、かくのごとくあれやこれやして曲があがりました。


しばらくの間ブログに記事を書く作業から遠ざかっていたので、ただでさへ推敲に苦しんでいるのに、以前より増して難解な文章になってしまったようです。しかしながら―

「おまえの言うことはわからん!」と怒鳴られ叱られそうですが、この歌に限っては「それはほめ言葉だぜオヤジ」と言っておきましょうかね。

後期:
より具体的に、どのようにして動画まで出来たのかを数回に分けて記録することにしました。どうぞお楽しみに。

2012/05/02

今日は何の日か知らない。知りたくないから調べないなんて考えちゃいけないね。

約半年ぶりの更新となりました。なってしまいましたと言うべきか。

今年の新年早々、ハードディスクのクラッシュに伴い、大規模(?)なPCの復旧作業を重ねて参りましたが、このゴールデンウィークになってようやく、音楽編集、動画編集等等までと、以前やっていたこととほぼ同等のことが可能となりました。

一部システムがいまだ不安定なんですが、それはすべてMicrosoftの、とあるOSの仕様によることとして、ここはうやむやにしてごまかしましょう。

これを機に、VOCALOID3を導入しました。新しいエディターのミキサーが、特に、ピークホールド機能が秀逸で、もんどりうってのた打ち回りながら弄っています。

ただ、そのエディターの機能のせいで、なんだか、ボーカルレコーディングのプロセスが、しだいに絞り込まれているような気がして、うっすら怖いですね。

そのVOCALOID3の音声ライブラリVY1V3(愛称は何だろう?うちのはうちが名入れするのかな?)の初収録の勢いで、UP!




最後のほうに英語っぽくクレジット入れています(名称とかが断然そっち系多いし)

が、クレジットに書かなかったこととしては・・・
歌詞用の赤いフォントがVY1V3、緑のフォントが初音ミクさん、最後のピンクが二つを重ねたものとなっています。メイキングの詳細はまたあとでじっくり書くことにします。

ありがとうございます。

2011/12/04

みらいをください

最近は既存の作品のリメーク、リミックスばかりしています。


Easy summer vacation ReMixLite powered by ピアプロ

動画にして再UPするかどうかは考え中。
あと、サイトを作る宿題も一年ほったらかしですが、さすがに来年までに伸ばすわけには行きませんね。まあ、ぼちぼちやりますか。

2011/10/15

ずいぶん日がたった

2008年の今頃だから、8、9、10、11と、ちょうど3年になりますよ。あっという間だね。

リンクとブログパーツの貼り付けテスト


じゃあほらタッチ powered by ピアプロ

2011/05/26

これはたいへんたスカル

音楽制作ソフトの FL Studio ですが、現在のバージョンは 10 で、二桁になってゴージャスな気分。

ところが、気分だけじゃなかった。そのおもちゃ箱の中には、十分すぎるくらいの機能拡充がなされていたのである。

詳しくは書きませんが、これはそのうちのひとつ。
実際 ZGameEditor Visualizer を使用し始めたのが1日前、このエフェクトは、音声に同期した動きを示すことにより、細かい調整はなくとも、とりあえず見せれるものは簡単に作れます。
で、作った作った、久しぶり。
(当初版を修正しました。)

たいへん混雑していたので、動画投稿の方がむしろ長い時間がかかっているように思えるくらい。
あと、これから色々応用できるみたいなので、今後の楽しみが増えましたですよ。

えーと、これまでは動画編集にWindowsムービーメーカーを使っていたのですか、今回からWindows Liveムービーメーカーに変えました。エンコードもニコエンコでMPEG4にして上げています。割ときれいだね。

何はともあれお久しぶりぶり。

追記:音がまた小さくなっているのは何でかな、改善しないと・・・

2011/03/21

さてもさても近況報告

こんばんはごぶさたしております。
忙しさにかまけてとんと更新しておりませんが、exciteブログに近況報告上げました。

落着いたら、気まぐれにまた再開します。

2010/12/26

一年は何かしていればあっという間ですよ

本年もあと残すところわずかとなりましたが、皆様ご機嫌いかがですか。
今年はいろいろ困惑させられたり、悲しい出来事が多かったですかね。
そんな中、こちらは年末年始の休暇シーズンに入りました。
で、急遽こんな歌が出来上がりました。


Light Successor (継ぐ者たち) powered by ピアプロ
(Singing of MIKU Append-VIVID)


どなたさまもお元気で年を越してください。


追記、ニコ動にもUP



主として2010年に横須賀へ来てから撮影したフォトによるもの。
製法はこれまでのものと殆ど変わりません。

2010/08/19

夏の暑さに抵抗する力

サマーソングってありますよね
これももしかしたら、そんなクラスタのひとかけらになれるかもしれません。


Easy summer vacation(太陽の種子たち) powered by ピアプロ

以前書いたかもしれないのですが、このソングの内容は、太陽の周りを巡って半年後の地球はとても涼しいってか、寒い、猛暑から正反対の世界なのであり、半年後の世界が未来なら、そこまで飛んでいってみたい。メールに添付でもすりゃあできなくはないんじゃないかなもしかしてと言う妄想から始まってできたものなのですが、地球上でだって、南半球に行けば、しっかり冬だったりするわけであり・・・

と、まとまりの無いことを書いていますが、今夜は不思議と眠れませんでした。

なので、ちょっとしたマスタリングを施して曲をUP。

この作業、ある意味熱中症対策になっちゃってたりして。

2010/07/03

信じられないほどのチャット

今回の作品はできたてほやほやです。それもそのはず、およそ1週間前に応募があるのを知ったからなのでした。


FLVファイルサイズ:12.1 MB (12,772,825 バイト)
フレーム枚数:24FPS
オーディオビットレート:160kbps
キャプチャーとビデオ編集及びエンコードの方法は以前記事にしたのと同じ方法なので割愛します。

それではメイキング解説

この動画の素材にはニコニ・コモンズの公式素材を使用しました。
大きさを統一して特定のホルダーに保存します。
この「特定のホルダー」には ②で説明する.htmlドキュメントの作業場所になります。


HTMLのリファレンスマニュアル本やその手のホームページなんかに書いてある「一定時間ごとに画像を切り替えて表示させるJavaScript」を使用して作成した.htmlドキュメントを①で作成した特定のホルダーに保存する。


Fruity HTML NoteBook (HTML viewer plugin)で②を表示させ曲を流して動作検証する。
(こちらは音楽制作にFL Studioを使用しています。Fruity HTML NoteBook は、その上で動作するエフェクトのひとつ。)


その他の視覚的エフェクトを加味する。
(本作ではIL Wave Candyというオーディオを解析するためのビジュアル化ツールを使用。)


フレーム枠の大きさと位置を決めて、キャプチャーの予行をする。


キャプチャー開始。複数本撮っておく。できればカットごと(演出ごと)に撮っておく。(今回は2カット)

再現スクリーンショット


(実際は、ホルダーウインドウは後ろに隠れて見えません。今回は特別に切り張り。)
お疲れ様でした。

2009/12/09

「目覚めの時」メイキング解説

今回の場合、これまでのより少し趣向を変えます。


この動画に使用した画像ファイルの数は20、フレームレート24FPS、FLVファイルサイズはディスク上13.5MB(14,229,504 バイト)です。オーディオのビットレートは160です。

この1年間で動画作成(主としてオーディオと動画のエンコード)における手法が固まってきたので、今回はそれをご紹介します。

なお、この手法に限らず、もっともっとたくさんの方法があるし、もっとクオリティーの高い作品はいっぱいあるわけで、投稿する動画の趣旨や、投稿する目的によって、方法が決定しているわけではありません。

この動画を制作した自分だって、この動画の質が良い方だとはゼンゼン思っていませんし、この方法が最良の策だとは考えません。

(総合的に、やっと観せれる物が出来そうになってきたかなといった程度のものです)

そうしないと、何も向上することなく、先へ進むことができないと思うからね。

以下は順不同での箇条書きです。読みにくいかもしれないけれど、そこここにあるキーワードで検索して、研究したり、何らかのヒントになったり発見が促進されることを切に願います。

1 材料
素材という言い方もあるのだけれど、それはちょっと違う。制作するには中間的な画像ファイル、動画ファイル、オーディオファイルといった材料が必要です。

パーツと言ってもいいでしょう。

材料の元になるのが素材で、素材をある程度加工して材料を作ります。

それぞれの材料はタイムライン上に並べる前にすべて加工します。

場合によってはそれらの材料のうちのいくつかを再加工して、別の材料にすることもあります。

2 加工
画像ファイルはすべて加工します。上の動画に使用した画像材料はJpegで、最終的にすべて一定の大きさにリサイズしています。

画像形式を統一しているのは、その方がカット毎の画像の乱れを補正する手間が省けるのと、組み立て後の演出のメリハリがつけやすいのと、エンコード時のストレスが気持ちだけ軽やかになるから。

サイズとは、縦横のカンバスサイズと、あともうひとつあります。

それは単位でいうとkbps、あるいはDPIで表示されるファイルサイズや転送レートに影響するものです。

気の利いたフォトレタッチツールでは、ファイル保存時にファイルサイズ(kbps)を選択できるようになっているものがあるので、その凡例を選択します。もちろんこれも統一。

あと、最適化という手法もあるのだけれど、この作品ではそこまで施していません。

3 組立
材料を動画作成ソフトを開いて読み込ませて順番にタイムライン上に並べます。

この作品に使用したのはWMMですが、音楽プレゼンが目的であることが多いので、前から一つ一つ長さを調節しながら積んでいきます。

この辺は、本当は順番を予め設計しておいて構成をデザインしてから一気に並べて長さを調節していく方法が効率がいいのですが、長くないし、予め構成を必要とする内容ではないので、省きました。(ええ手抜きですとも。でも、そんな製作過程もはじめのうちは楽しいもんですよ)

4 設計
組み立てる前にやっておくことがあります。材料を配置する場所を決めておくことと、長さを決めておくことです。

3組立のところでも少し書きましたが、音楽を主体にすると、そのタイムラインがひとつの設計図や型紙のようなものになります。

動画の尺を決めるのにも、歌詞やセリフなどテキストやサウンド(効果音など)の挿入も、主体が音楽なら、音楽の配置から始めるといいでしょう。

5 テキストの挿入、特殊効果、エンコード
テキストの挿入とか特殊効果とかほとんど勘でやっていたので省略。

頭で考えるんじゃない体で覚えるんだ!!

エンコードはまずWMMにて、Windows Media Profile Editorというマイクロソフトが無償提供しているカスタマイズツールで予め指定したプロファイル(縦横サイズとFPS)にて保存したWindows Media オーディオ/ビデオ ファイル (.wmv)形式で保存。

最終的なフラッシュ形式(.FLV)変換には、これも有志無償で提供されているとってもありがたいmencoder_vp6setのFLV4enc_D&D_2pass_4:3.batを使用、なんというお手軽エンコード。

以上です。
あまりためにならないかもしれないけれど、まあ、中間報告くらいなことで、今回はこれまで。

2009/11/09

ビジュアルとサウンドとミュージック

ニコニコ動画のバージョンが9になりました。

カテゴリ分けやらプレミアム特典やら、いろいろぎょうさん変わっていますが、これまでの音楽(ミュージック)指向が、曲を聞かせるためを重く置いた傾向にある物が多かったけれど、これからは絵(動くものも含む)も見せて、「はじめからPV」みたいな傾向がだんだん強くなるんじゃないかと危惧していたり。

映画でもテレビでも、昔から音は、画像の演出を補強する効果とか、いわば裏方さん的な立ち位置だったのです。効果音やBGM、今でもそうです。そこにミクさんがもたらしたムーブメントによって、音楽だって主役になるみたいなことを、まるで主張しているかのような得体の知れない雰囲気が蔓延して、双方が互いに綱引きしているみたいなことになっていないかなーなんて。

本当は、ビジュアルもサウンドも、ミュージックも、互いに得意なところを出し合って、うまい具合にハーモニーになれば、それこそ人の心を揺さぶって、感動させることのできるような、素敵な作品に仕上がるんではなかろうかと。

・・・っと、ここまで下書き置いてけぼりでしたごめんなさい。

あまりブログ記事に時間をかけられない状況が迫ってきているので、この続きはまたそのうちに。

2009/11/08

渡しのリュウのショートショート

たとえばまたこんな話

ユーラシア大陸のちょっと西側の真ん中あたりにあった小さな国の昔々・・・

その国はちょうど滋賀県のような姿で、真ん中に大きな湖があって、その周辺に街や村が拓かれていた。そして、その大きな湖には、人々がそこに住むよりもずっと、太古から、リュウが住んでいると言う言い伝えがあった。

「人が住む前のことをなんで言い伝えに?」

・・・矛盾しているかもしれないが、そうでもないらしい。

なぜなら、この湖にいちばん最初に足を踏み入れた一人の旅人が、その国を建てた最初の王様だったからだ。

旅人はハンターだった。

視力が強く弓の名手で(その時代銃なんて物騒な物はまだ発明されていない)二百メートルほど離れた獲物を捕らえる能力を持つ。

男前でイケメンだったので既に2人の幼女と妻を持つ。 家族は、数年ごとに村から村へ、街から街へと移り住む、たいそうお気楽な生活を営んでいた。(テラ安直な設定だが、世界史をちょちょいと紐解くと、民族の大移動とかがあったりで、まったくでたらめではなかろうて)

最初に竜を見つけたのは妻だった。

悲鳴を聞いて駆けつけてきたときには、湖畔に大きな波だけが砂浜をなでる音を重ねていた。妻は体が冷え切るほど青ざめて、ぶるぶる震えていた。

家の中を暖めて妻を寝かした次の日の早朝、水汲みに行くと、それは、薄い霞にぼんやりと包まれて、昨日の湖畔の近くにじっと立って夫を見つめていた。

リュウ「昨日は驚かせてすまないことをした。これを煎じて飲ませると回復するだろう。」

リュウは胸の辺りの鱗を一枚剥ぎ取って、夫に渡すと、霞のかぶる湖の奥の方へと去っていった。

夫がリュウの言ったとおりのことをすると、妻はみるみる回復した。

この出来事が噂になってそこかしこに広まると、やれリュウを退治したとか、いろいろ話に尾ひれが付いてまいります。夫はたちまちのうちに周囲からの支持を集め、とんとん拍子に出世して、一年足らずで一国の主となったのです。

さて、この話をこれでおしまいにすると、石をぶつけられそうなので、ちょっとだけその続きの一辺をご紹介。

・・・妻は夫より長生きし、初代女王として二百年くらい君臨した。
・・・すくすくと育った幼女のうち姉が病に倒れ、妹はリュウを探しに旅に出た。
・・・リュウの存在は当初湖の四方に生息するとされていたが、それも先の話で尾ひれの付いた噂のひとつかもしれないし、それを実際に確認しに行った者はだれ一人いなかった・・・

さて結末は・・・

旅人だけが知っている。

おしまい

Windowsムービーメーカーで作成、24FPS
ブラックからホワイトまで挿入画像総数19枚
音声ビットレート160、FLVエンコードはmencoder_vp6setを使用

後段にある字幕のうち「そのたたち」は「そなたたち」の間違いであるが、この辺はご愛嬌か、そのままにしておこうっと。

以上